アライアンス・アライブ 感想7

~「戈とムチ」の所属事務所は8Kエンターテインメント~

21章~23章

21章

主人公9人で、黒き流れを乗り越えて雪の世界へやって参りました。
魔界らしき場所では、グロッサへクワルサが反乱分子の平定の命を下します。

それを恭しく受けるグロッサ。

そして、現れたルージェが、グロッサに声をかけます。
あいかわらず、大仰なことで。
………。ここでルージェの姿を見て、大体の人は似たようなことを思ったでしょう。

さあ、声を合わせて言ってみましょう!
せーの!

「「「おまえの格好も大仰だっつーの!」」」

あー、スッキリした!

ルージェに対して、グロッサは特にツッコまないから、私、モヤモヤしていたのですよ。
ルージェのボケを殺して、あえてみているほうにツッコませる、というグロッサの高等テクニックにまんまとハマりました。

お見事です、グロッサ。さすが新進気鋭の若手コンビ「戈とムチ」のツッコミのほうですね。

22章

雪うさぎを探しにいきます。

ワールドマップの雪原を歩くときの「ざっ、ざっ」という足音が、リアルで好きなのです。
この音、雪の深さで変わりますよね。浅そうな場所だと、それっぽい軽めの音がします。

ここへきて、先頭キャラクターによって足音が違うことに気付きました。

ガリルが走ると、足音だけではなく止まるときにきぬの音も微かに聴こえますね…。マントの音でしょうか。

きぬの音は、オプションでBGM音量を切ってSEだけにして、かまくらの中を走らせて分かりました。

アーシュラは軽やか。

レンツォは静かめ。さすが潜入偵察が得意なだけあります。
それに、止まるときに、これまた微かな硬い音がします。アクセサリーの音でしょうか。

バルバローザの足音は、身のこなしに無駄のない印象です。体格のわりに軽やか。

ビビアンはエレガントな足音。

イグナスが動いている最中には、少し硬いものが当たったような音が入ります。
手甲の音かな?

ティギーの足音には、キュッという雪が鳴るような音が混ざりますね。

ジーンの足音は低め。止まるときに、ガリルより重ためのきぬの音がします。マントの長さの差か。

レイチェルの足音は、感情豊かに聴こえます。

それで、まだまだ足音の話なのですが。

雪の深い場所を走るときの足音は、1キャラにつき4種類くらいありませんか…??

どのような順序になっているかは分かりませんが、1歩目、2歩目、3歩目、4歩目で、それぞれ音が違うような気がするのです。
レイチェルはその音の差が大きくて、感情豊かに聴こえる…のではないかと。

水魔の巣窟とギアズロックも4種類くらいだと思います。雪原よりも、水魔の巣窟のほうが足音の差がわかりやすいと思います。もしかしたら、全部の場所で4種類ずつあるのでしょうか?

この想像が当たっていたら、足音だけでも膨大な種類が用意されていることになります。(場所によって足音が違うだけでも、相当な数の音が必要ですが)

1カ所あたり何種類あるか、ざっくり計算してみます。

3DSの十字ボタンの上にあるスライドパッドを深く動かすと速く走り、少し浅く動かすとゆっくり走る。さらに浅く動かすと歩きます。

歩くときは足音も小さくなります。さすがに、このときの足音は2種類みたいですが。

1カ所あたりの足音だけでも、
歩行時=9キャラ分×4種類=36種類
走行時=9キャラ分×2種類=18種類
…で、合わせて54種類…。

波打ち際→砂浜→雪原(深いところ)→雪原(浅いところ)と、方舟を降りてかまくらに行くだけでも4カ所通るというのに……。
ちなみに、「速く走るときとゆっくり走るときは、音を変えていない」と仮定してこの数字ですから変えていたらもっと大変です…!しかも、キャラの数も、22章まで私がプレイした結果の数です。

アラアラ製作陣の皆様…お疲れ様です。

歩いて移動するだけでも楽しいな、と思っていたけれど、細かく作り込んであるからこそ、の楽しさなのでしょうね。

あ、ちなみに私、耳が良いわけでも音の専門家でも何でもないので、
おかしいところがあったら、コメントか連絡フォームから教えていただけると幸いです。

さて、その後、無事に雪うさぎを見つけられたので、背中に乗せてもらい、うきうきと雪の中を跳ね回ります。

戦闘時の雪うさぎの支援が強くて助かります。誰より素早く全体攻撃を仕掛けられるなんて、どれだけ敏捷高いんだ雪うさぎ…!!

そして、雪うさぎの強さに浮かれながら、雪うさぎとガリルの後ろ姿を見ていた、そのとき。私は目撃してしまいました…。

かわいい雪うさぎのシッポの下に、シークレットホール、それから、ゴールデンボール…の袋を…!!

今明かされる衝撃の真実!
雪うさぎは♂だった……!!

こ、これはッ…スルーできないッ…!!大好物だ…!
アラアラ製作陣の皆様…ありがとうございます。

23章

さあ、雪うさぎのおかげで魔族の偵察に行けそうです。

偵察には、レンツォとレイチェルだけで行きます。

レンツォは「こう見えて」夜鴉一の諜報力だ、と言うバルバローザ。
バルバローザは、このようなボケかたをするのですね。真面目だけれど茶目っけもあるなんて、バルバローザはすてきです。
「こう見えて」は余計だ、と怒ってツッコむレンツォがかわいい。かわいい、ったらかわいい。

また、ジーンが
レイチェルさんをお願いします。
とレンツォに言っています……!!

こういうこと、言うんだジーンってば…!!!いや、レイチェル=身内だという意識があったのが、まずびっくりですし、身内意識がバレバレな言葉をあっさり口に出すのにも、さらにびっくりしましたよ。

ジーンの言葉は、さすがに私も全部は額面通りに受け取りません。
それでも「これは本音であって欲しい…」と切実に思うことをたまに言ってくれるので、いろいろな意味でドキドキします。

それにしても、雪の世界に来てからジーンが分かりやすく積極的ですね。

彼の「詐欺師もかくや」というトークの腕前には舌を巻くばかりです。…彼が敵でなくて良かっ……。あれ、ジーンは…敵…ではないですよね…?味方であってくれ…!!!最後まで……!!

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